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防災の日に見直したい、保護犬との暮らしの備え

防災の日をきっかけに、保護犬との暮らしで確認しておきたい備えを整理します。避難先や持ち出し品を、できるところから見直してみましょう。

9月1日の防災の日は、暮らしの中にある備えを見直すきっかけになる日です。

犬と暮らしていると、フードや散歩用品は日々自然に整っていきます。一方で、災害時にどこへ向かうのか、何を持ち出すのかまで考える機会は、意外と少ないかもしれません。

すべてを一度に準備する必要はありません。保護犬との暮らしに合う形で、もしもの時のことを少しずつ考えてみましょう。

最初に考えたいのは、人と犬の安全

災害が起きた時は、まず自分自身と家族の安全を確保することが大切です。そのうえで犬と一緒に安全な場所へ移動できるよう、普段から準備をしておくと、急な場面でも判断しやすくなります。

環境省も、食料や水、常備薬の準備に加え、避難場所や避難経路の確認、キャリーやケージに入ることに慣れておくことを案内しています。

保護犬の場合も、特別な備えを一律に求める必要はありません。その犬がどのような場所で落ち着きやすいか、クレートやケージにどの程度慣れているかを、日常の中で見ておくことが出発点になります。

同行避難について、地域の案内を確認しておく

災害時に犬を連れて避難場所などへ向かうことは、「同行避難」と呼ばれます。

ただし、これは避難所の室内で犬と同じ場所に過ごせることや、施設内での飼養方法まで決まっていることを意味するものではありません。ペットの受入れ場所やルールは、自治体や避難所によって異なります。

住んでいる地域の指定避難所について、ペットを連れて避難する場合の案内があるかを、一度確認してみましょう。家族の間でも、避難が必要になった時にどこへ向かうかを話しておくと、選択肢を整理しやすくなります。

日常の延長で見直せること

防災の備えというと、大きな準備が必要に思えるかもしれません。けれど、今ある用品や情報を見直すことも、十分な備えの一つです。

  • クレートやキャリーの扉、持ち手に傷みがないかを見る
  • 首輪やハーネス、リードの金具を確認する
  • フード、水、必要な薬の残りを確認する
  • 迷子札の連絡先や、マイクロチップの登録情報を見直す
  • 犬の写真や健康に関する情報を、すぐ確認できる場所にまとめる

クレートやキャリーは、災害時だけに出すより、普段から落ち着ける場所の一つとして使っておくと、必要な時にも使いやすくなります。

まずは一つだけ、見直してみる

防災用品をすべて揃えようとすると、何から始めればよいか迷うことがあります。

今日は、避難所の案内を見る。クレートの扉を点検する。フードの残りを確認する。そんな一つからでも大丈夫です。

普段の暮らしを少し整えておくことが、もしもの時に犬と落ち着いて行動するための助けになります。防災の日をきっかけに、保護犬との暮らしに合う備えを見直してみましょう。

ペットに関する避難所の受入れ方やルールは、自治体・施設・災害の状況によって異なります。同行避難を考える際は、事前にお住まいの自治体や指定避難所の公式案内を確認しておきましょう。服薬や健康面で個別の配慮が必要な場合は、かかりつけの獣医師にも相談しておくと安心です。

参考リンク

環境省:ペットの災害対策
災害時に備えて確認したい基本的なしつけ、避難場所、フードや水、ケージ・キャリーなどについて案内されています。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html

環境省:あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン
住まい、健康管理、迷子対策、避難用品・備蓄品など、平時から考えておきたい備えを確認できます。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a.html

九十九里町:ペットと避難するために
同行避難の意味と、避難前に確認しておきたいことを説明した自治体の案内です。
https://www.town.kujukuri.chiba.jp/0000007094.html

内閣府:防災情報のページ
災害への備えや、各地域の防災情報を確認するための公的な入口です。
https://www.bousai.go.jp/

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